東京都目黒区にある焼き菓子店ハニーハニーキスが、アートイベント「デザインフェスタ」（デザフェス）で販売したマフィンについて、購入者から「納豆みたいなにおいがする」といった指摘があり、その問題に対処するために、販売されたマフィン約3000個を自主回収することとなりました。
食品衛生法の違反の恐れがあると言われていますが真相はどうなんでしょうか
- ハニーハニーキスのデザフェスのマフィンは食品衛生法違反の恐れあり？
- 食品衛生法に違反するとどうなる？
これらについてお話していきます
ハニーハニーキスのデザフェスのマフィンは食品衛生法違反の恐れあり？
健康に悪影響を及ぼすおそれがあるとして、厚生労働省は販売されたマフィン約3000個を「CLASS Ⅰ」（クラス１）のリコール対象としました。
厚労省が公開している食品リコールの情報には、回収の理由に「食品衛生法違反の恐れ」と記載があります
詳細は厚生労働省の食品リコール情報へ
「喫食により重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る可能性が高い場合」とされていて、食品リコールクラス分類の中では最も高いレベルとなります
（分類例）
・腸管出血性大腸菌に汚染された生食用野菜、ナチュラルチーズなど加熱せずに喫食する食品
・ボツリヌス毒素に汚染された容器包装詰食品
・アフラトキシン等発がん性物質に汚染された食品
・有毒魚（魚種不明フグ、シガテラ魚等）
・有毒植物（スイセン、毒キノコ等）
・シール不良等により、腐敗、変敗した食品
・硬質異物が混入した食品（ガラス片、プラスチック 等） など
食品衛生法に違反するとどうなる？
今回のハニーハニーキスのマフィンが食品衛生法違反となった場合は、以下のような罰則があります
第八十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、これを三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。
引用元：食品衛生法
現在調査中で、「恐れ」となっていますが、違反と確定された場合は、3年以下の懲役または300万以下の罰金が科されることとなります
違反が確定すれば、それほど深刻な事態だったことが言えるでしょう
やはり製造者の衛生管理の認識の甘さが大きな問題だったように考えられます
まとめ
今回は、デザフェスで販売されたハニーハニーキスのマフィンについて、食品衛生法に違反している可能性があるのではないかという問題についてお話ししました。
現時点では、食品衛生法に違反している可能性が懸念されていますが、もし違反が確認された場合は、厳しい罰則が課せられることになります。
ハニーハニーキスには、しっかりと自主回収を行って責任を果たしてもらいたいと考えています。
今後も状況の動向を注視していきます。
読んでいただき、ありがとうございました。
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