タイ国際航空は傘下のタイ・スマイル航空は2023年12月31日をもって運航を終了し、親会社のタイ国際航空に統合されます!
- タイスマイルがタイ国際航空に合併する理由は?
- その背景は?
これらについてお話していきます!
タイスマイルがタイ国際航空に統合するのはなぜ?
なぜタイスマイルがタイ国際空港に統合しなければならなかったのかについて、理由や背景、その後の方針についてそれぞれお話していきます!
統合する理由や背景は?
タイ国際航空は、新型コロナウイルスの影響による財務の悪化を背景に、経営の効率化とサービスの質向上を目指して取り組みをするため
タイ・スマイルは新型コロナウイルスの影響を受け、2022年には累計で200億バーツ以上の損失を記録し、この悪影響が親会社の業績にも及んだことが一番の原因と思われます!
タイ国際航空の業績が改善傾向の中、タイスマイルにより親会社の足を引っ張る形となっていたこともあり、統合による経費削減と収益向上の見通しを基に統合という決断を下しました
ちなみに2023年12月31日の最終便はハートヤイ/バンコク線でした
オレンジの制服も見納め・・・と残念な声が上がっていました
今後の方針は?
- タイ国際航空は、タイスマイルの機材エアバス A320 を効果的に運用することにより、コストが最大で20%削減できると評価しています。
- タイ・スマイル航空の乗務員やスタッフ全員がタイ国際航空へ移行し、その際にタイ国際航空の制服を着用することとなります。
- タイスマイルの路線はタイ国際空港が引き継ぎ、効率的なルート運用に繋がることで収益改善が見込めるとしています
タイ国際航空の親会社は、経営の好調を受けて事業拡大と機材の増強を計画していると報じられています。今後、この再建計画の成功がどうかが注目の的となっています。
タイ・スマイルの歴史
2012年:タイ航空の格安航空部門として設立
2014年:タイ国際航空の傘下航空会社として独立
2020年:経営破綻、事業更生手続きの適用
2023年6月:順次タイ国際航空に運航路線及び所有機材を移転
2023年12月16日:公式ホームページを閉鎖
2023年12月末:ラストフライト 営業終了
2024年1月1日:コールセンター閉鎖
タイ国際空港との合併は1月中に完了する予定
タイ・スマイルは約11年に渡りタイ国内線及び近距離国際線を運航しました!
新型コロナの影響により合併されるのは残念なことですが、使用していた機材は今後もタイ国際空港で使用されるので、安心しました!
まとめ
今回は、タイスマイルがタイ国際航空に合併したのはなぜ?理由や背景を調査!についてお話しました!
タイ・スマイルがなくなることは寂しいことですが、慢性赤字体質を解消するには仕方がないことだったのかもしれません・・・
タイ国際空港では、タイスマイルの路線を引き継ぎ業績を改善させるために再建計画をしているので、今後も注目していきたいと思います!
読んでいただきありがとうございました!
コメント