乃木坂46の4期生は、グループの歴史に新しい風を吹き込んだ世代です。
ここでは「坂道合同オーディション」から配属、さらに“新4期生”としての研修期間まで、加入までの道のりを時系列でわかりやすく解説します。
ファン歴が浅い方や、加入の事情を改めて整理したい方におすすめのまとめです。
概要:4期生とは何か(4期生と新4期生の違い)
- 4期生=2018年の坂道合同オーディション合格者から乃木坂46に配属されたメンバー。当初は11名が配属され、その後さらに研修生(坂道研修生)から5名が配属され、合計16名で「4期生」と呼ばれています。
- 区分としては「4期生(初期配属の11名)」と「新4期生(2020年に坂道研修生から配属された5名)」の2段階に分かれます。加入時期が異なるため、便宜上この呼び分けが使われますが、現在はまとめて「4期生」と呼ばれることが一般的です。
1) 坂道合同オーディション(2018/6/1)— 圧倒的倍率を勝ち抜く
- 開催日(合格発表の起点):2018年6月1日に行われた「坂道合同オーディション」。乃木坂46、欅坂(現:櫻坂)、日向坂と合同で実施された大型オーディションです。
- 応募数と合格の狭き門:応募総数は12万9,182人(報道値)。最終合格者は38名で、そのうち乃木坂46への配属分が決まりました。倍率は数千倍にのぼる狭き門でした。
- 配属の仕組み:合同オーディションの合格者は“どの坂道グループに配属されるか”が後日決定される形で、公平にグループ配属が行われました。乃木坂46には当初11名が配属されました(その後新4期生として追加の配属あり)。

この配属方式は後に坂道グループ全体の発展にも影響し、次世代メンバーの発掘モデルとして注目されました。
2) 2018年11月29日:4期生の公式配属とお披露目
- 配属発表日:2018年11月29日に公式発表。日本武道館やお見立て会でのお披露目などを通じ、4期生がファンの前に姿を見せ始めました。
- お見立て会・初披露:加入初期は「お見立て会」やライブでのパフォーマンス披露が行われ、ファンとの最初の接点が作られました。これにより「4期生=新しい表現の種」がファンの間で認知されていきます。

ちなみに、『4番目の光』は4期生のスタートを象徴する曲として知られています。4期生の活躍曲については「乃木坂4期生の初選抜・初センターは誰?どの曲で活躍したの?」で詳しく紹介しています。
3) 坂道研修生(坂道研修生制度)とは?— 新4期生が育った場
- 研修の役割:坂道合同オーディションで合格したものの、即時配属されなかった候補生は「坂道研修生」として一定期間レッスンや研修を受けます。
- 研修の内容(公開情報ベース):歌・ダンスの基礎レッスン、パフォーマンス指導、配信(SHOWROOM等)の実践、グループの礼儀・マナー教育など。報道では月2回程度のレッスンが行われていたとされ、現場で即戦力になるための基礎作りが行われます。
- 目的:技術面だけでなく、芸能活動の基礎を身に付けることで配属後のミスマッチを減らすことが目的です。

この研修制度を経て加入したのが“新4期生”です。彼女たちは加入前から高い意識とスキルを持ち、加入後の成長スピードも非常に速いことで知られています。
4) 2020年2月16日:新4期生5名が乃木坂46へ配属(坂道研修生から昇格)
- 配属発表:2020年2月16日に「坂道研修生 配属発表SHOWROOM」で新4期生5名の乃木坂46配属が発表されました。これにより、当初の11名+研修生からの5名で、合計16名の“4期生”体制が確立されました。
- なぜ分割配属になったのか:公式には詳細な理由が明示されていませんが、研修制度を経ることで「技術面や現場経験を補強」してから正式配属するためという運用上の理由が大きいと考えられます。結果的に、初期配属組と新4期生で経験値に差が出る一方、全員が同じ世代としての結束を深めていきました。

新4期生の中でも注目されたメンバーや、その後の選抜入りのタイミングは「乃木坂46卒業ラッシュ2025!3期生・4期生の卒業でファン悲鳴!新センターは誰?」で紹介しています。
5) 配属後の歩み:初披露曲・ユニット活動・成長の軌跡
- 初期披露とユニット曲の投入:4期生は加入直後からユニット曲『4番目の光』やカップリング曲、『I see…』『図書室の君へ』などでグループ内の存在感を高めていきます。
- 早期選抜と注目株の誕生:遠藤さくら・賀喜遥香・筒井あやめらが比較的早期に選抜やセンターを経験し、4期生の中からグループの新たな顔が生まれていきました。
- 個々の活動:モデル、ドラマ、ラジオ、舞台といった個人活動へもつながり、研修で培った基礎力が現場で活かされているケースが多く見られます。

特に遠藤さくらさんの初センター曲『夜明けまで強がらなくてもいい』は、4期生がグループの中心へと台頭する象徴的な1曲です。詳しくは「乃木坂4期生の初選抜・初センターは誰?どの曲で活躍したの?」をチェック。
6) 「新4期生」と「4期生(初期配属)」の違いとファン視点の注意点
- 違い:加入のタイミング(2018年配属組 vs 2020年配属組)と、配属までの研修経験の有無が主な違いです。ただし、配属後は同じチームとして活動するため、公式には同世代扱いされます。
- ファンが押さえておくポイント:配属タイミングが異なるため、シングルの振り分けやアンダー・選抜の扱いに差が出ることがある点を理解しておくと、各メンバーのキャリア変遷が追いやすくなります。

特に矢久保美緒さんの卒業発表は、4期生世代の一区切りを象徴する出来事でした。彼女の卒業理由や今後については「乃木坂4期生の矢久保美緒はなぜ卒業?今後の活動はどうなるの?」で詳しく解説しています。
7) 年表で見る:主要日付(要チェック)
- 2018/06/01:坂道合同オーディション(合格発表の起点)
- 2018/11/29:4期生(初期11名)公式配属・発表(お披露目開始)
- 2020/02/16:坂道研修生から新4期生5名が乃木坂46に配属(SHOWROOM発表)
- 2019〜2025年:4期生は選抜・センター・個人活動を通じて存在感を拡大(代表曲や選抜時期は別記事参照)
8) 取材メモ・裏話(ファン目線で知っておくと面白い点)
- 分割配属のメリット:最初に配属されたメンバーは“早く現場経験を積める”利点があり、研修組は“基礎を固めてから配属”される利点がある。双方にメリットがあり、グループに厚みを生んだと言えます。
- 研修生からの昇格劇:研修期間中にファンの間で支持を集めたメンバーが配属後に注目を集めるケースがあり、SHOWROOMやSNSでの存在感が後押しになることがあります。
まとめ:4期生加入の道のりは「選抜と研鑽」の物語
4期生の加入経緯は、単なる「合格→配属」という直線的なものではありません。
合同オーディションの高倍率を勝ち抜き、配属後も各々が研鑽を重ねていく過程がありました。
特に「4期生(初期配属)」と「新4期生(研修生から配属)」という二段階の加入方式は、乃木坂46という大きな組織が新人をどのように育て、現場へ送り出しているかを示す好例です。

彼女たちの加入の裏側を知ることで、現メンバーの努力や卒業の意味もより深く理解できます。
たとえば松尾美佑さんの芸能界引退については「乃木坂46松尾美佑が卒業&芸能界引退を発表したのはなぜ?今後はどうなる?」もあわせて読むと、4期生世代全体の流れがより見えてきます。


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