11月30日、前原誠司代表代行は国民民主党を離党し、支援を受ける連合の関係者にその意向を伝えました。
前原新党を5人のメンバーで結成するといわれていますが、誰なのか気になりますね!
- 前原誠司代表代行が国民民主党を離党する理由は?
- 新党結成メンバーは誰?
これらについてお話していきます!
前原誠司代表代行が国民民主党を離党する理由は?
- 玉木代表らが政府・与党との協調姿勢を強めることへの反発があったこと
- 2023年9月の国民民主党の代表選では、前原氏は玉木代表との路線対立をめぐり激しい論戦を繰り広げましたが、大差で敗北。
- 2023年度補正予算の採決において、国民民主党が賛成に回ったことが前原氏の離党決断の決定打となった可能性がある。
離党する詳しい内容については、11/30夕方に記者会見をする予定となっています
玉木代表らが政府・与党との協調姿勢を強めることへの反発
前原誠司さんは「非自民・非共産で野党結集」を主張し、玉木代表の与党協調路線に反対していたが、去年の予算案においては玉木氏主導で賛成したことを批判していました。
去年の段階から2人の間で方針が異なっていたことが、離党への理由の一つだと言えます
2023年9月の国民民主党の代表選で敗北したこと
2023年9月の国民民主党の代表選では、前原誠司さんは玉木代表との路線対立をめぐり激しい論戦を繰り広げましたが、結局大差で敗北しました。
- 玉木代表:政策の実現を目指すために与党との協力を排除しない
- 前原代表代行:非自民・非共産の範囲で野党連携を強化したい
国民民主党の方針の継続か転換かなどが争点となり、激しい論戦が展開されていました
国民民主党の代表選で敗北したことで、離党する気持ちが固まったのかもしれません。
補正予算の採決において、国民民主党が賛成に回ったこと
11月22日の衆院予算委員会で、玉木雄一郎代表は、ガソリン税の引き下げに関する「トリガー条項」について、来春以降の凍結解除に岸田政権が決断すれば、「補正予算案に賛成してもいい」と提案しました。
これに対し、岸田文雄首相は、自民、公明、国民の3党による協議の検討を表明しました。国民党はかねてから、連立政権入りが取りざたされるなど、政権との距離感が指摘されています。
「国民民主党が2023年度補正予算案に賛成する場合は離党する意向を関係者に伝達した」という報道をうけ、前原氏はXで否定していました
11月24日のこの時点では、否定していましたがやはり離党する決断をされましたね
補正予算への立場が原因で離党を決断したわけではなかったにせよ、国民民主党の代表との方針の不一致と、代表選での敗北を踏まえ、結局離党することになったと思われます。
新党結成メンバーは誰?
- 代表:前原誠司
- 副代表:嘉田由紀子
- 政調会長:斎藤アレックス
- 幹事長:徳永久志
5人程度で新党を結成する方向といわれています
現時点で分かっているのは上記の数名です
新党の名前は「教育無償化を実現する会」とする方向で調整しているとのことです
まとめ
今回は、前原誠司代表代行が国民民主党を離党する背景や理由、そして新党結成メンバーについて触れました。
前原氏の離党の理由には、玉木代表との方針の違いや代表選での敗北、さらには補正予算案で国民民主党が賛成に回ったことが影響していると考えられます。
今後の展開にも注目が集まるでしょう。
ご覧いただきありがとうございました!
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