柏木ひなたはなぜエビ中を卒業したの?気になる理由と卒業に込めた想いとは

柏木ひなたはなぜエビ中を卒業したの?気になる理由と卒業に込めた想いとは アイドル

多くのファンに衝撃を与えた、私立恵比寿中学(エビ中)のメンバー・柏木ひなたさんの卒業。

エビ中ではメンバーの脱退を「転校」と表現することが多い中、柏木さんが「卒業」という言葉を選んだことにも注目が集まりました。

「どうして卒業しちゃったの?」「”転校”じゃなくて”卒業”なのは何か意味があるの?」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、柏木ひなたさんがエビ中を卒業した理由、そして「卒業」という言葉に込められた想い、さらには輝かしいソロ活動のスタートについて、インタビュー記事や公式発表を元に詳しく解説していきます。

柏木ひなた、エビ中卒業の真相とは?いつ、どんな理由で決断したの?

まずは、柏木ひなたさんがいつ卒業を発表し、どのような理由を語っていたのかを見ていきましょう。

卒業発表の時期と公式なメッセージ

柏木ひなたさんは、2022年4月3日に、同年12月をもって私立恵比寿中学を卒業(当時の発表では「転校」)することを発表しました。ORICON NEWSの報道によると、柏木さんは以下のようにコメントしています。

「私、柏木ひなたは2022年12月開催予定のライブをもちまして私立恵比寿中学を転校いたします」
「私立恵比寿中学というグループが大好きだからこそ、今いる8人のメンバーが大好きだからこそ、そんな大好きな人を応援してくれる大好きなエビ中ファミリーがたくさんいるからこそ、中途半端な気持ちや迷いがあるままステージに立ちたくないという自分の思いがありました」
「体調と相談しつつとなりますがソロ活動をする予定です ステージに立ち歌い続けたいという気持ちや夢は何一つ変わっていません 転校後もみなさまに笑顔を届けられるよう歌い続けていきます」

(出典:ORICON NEWS 2022-04-03)

この時点では「転校」という言葉が使われていましたが、最終的には「卒業」という形でエビ中での活動に区切りをつけることになります。

本人が語った、より具体的な卒業理由

その後、2023年7月のインタビュー記事では、卒業に至った経緯や心境について、より詳しく語られています。

  • ソロアーティストへの夢:
    「私がエビ中に入ってちょうど10年目だったんですけど、そのタイミングでグループを卒業しようかなと考え始めていました。10年で区切りもいいですし、元々芸能界に入ったきっかけとして、一人で歌って踊りたいという夢があったので、グループに入ってたくさん頑張ってきて、楽しく活動させていただいていたんですけど、もう一回夢を追いかけてみようかなって。」
  • エビ中での学びと成長:
    私自身、エビ中で学べることは全て学べたという思いがありますし、多分マネージャーさんたちもそう思ってくれたので、“卒業”っていう風に言ってくれたのかなって。」
  • グループへの信頼:
    「新メンバーが入ってきたとき、私が伝えたいことも彼女たちに伝えられて、そこにお姉さんたちもいて、今のみんなだったら、私がいなくてもこのグループはやっていけるだろうなっていう風に客観的に見られたんです。グループに対してすごく信頼があったので、自分の夢や体調のことを総合的に考えて、2022年の12月に卒業することにしました。」

(出典:野瀬研人氏によるインタビュー記事 2023/07/05)

これらの言葉から、長年抱いていたソロへの夢、エビ中での充実した活動と成長の実感、そして残るメンバーへの深い信頼が、卒業という決断に繋がったことがわかります。

「転校」ではなく「卒業」を選んだ特別な意味とは?

私立恵比寿中学では、メンバーがグループを離れる際に「転校」という表現が用いられるのが通例です。しかし、柏木ひなたさんの場合は「卒業」という言葉が使われました。この違いに疑問を持ったファンも少なくないでしょう。

前述のインタビューで柏木さんは、「私自身、エビ中で学べることは全て学べたという思いがありますし、多分マネージャーさんたちもそう思ってくれたので、“卒業”っていう風に言ってくれたのかなって」と語っています。

これは、エビ中という学び舎で、彼女がアイドルとして、一人の表現者として、持てる力を全て出し切り、成長しきったことへの証と言えるのかもしれません。まさに「卒業証書」を受け取るにふさわしい、輝かしい区切りだったのではないでしょうか。

(内部リンク案:もしエビ中の「転校」制度について解説した記事があれば、「エビ中の『転校』と『卒業』の違いについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。」のように挿入できます。)

ファンとメンバーに愛された柏木ひなた、感動の卒業ライブ

卒業を決意した柏木さんですが、メンバーとの絆は非常に深いものでした。

「卒業する1年前にみんなに伝えて、『卒業まで楽しく過ごしたい』と先に言ってたんです。『みんなと一緒にもっと笑いたいし、もっといろんな思い出を作りたい』って。じゃあ、みんなも『もっと楽しいことやろうよ!』って感じになってくれました。」

(出典:野瀬研人氏によるインタビュー記事 2023/07/05)

そして迎えた2022年12月16日の卒業ライブ「私立恵比寿中学 柏木ひなた卒業式『smile for you』」。

当日はお互いに感傷的になることは少なかったものの、柏木さんが帰った後の楽屋では、真山りかさんや星名美怜さんをはじめ、メンバーやスタッフが大号泣していたという感動的なエピソードも明かされています。

12年間の活動を支えてくれたファンへの感謝も、柏木さんの言葉の端々から伝わってきます。

「私はやっぱりファンの方がすごく大切で、自分がこうして活動できているのも皆さんがいてくれるからこそです。エビ中として活動した12年間、ファンの皆さんも一緒になって、それだけ長い時間を費やしてくれて、ソロになっても応援してもらえるというのは本当にありがたいことなので、ファンの方へ感謝の気持ち、これからのソロ活動に対して期待していてほしいという気持ちを歌詞に詰め込んで、この楽曲を完成させました。」

(出典:野瀬研人氏によるインタビュー記事 2023/07/05、「From Bow To Toe」について)

卒業後の柏木ひなた:ソロアーティストとしての新たな輝き

エビ中を暖かく卒業した柏木ひなたさんは、かねてからの夢であったソロアーティストとしての道を力強く歩み始めています。

衝撃の歌声と挑戦的な音楽性

2023年6月28日には、ソロデビュー曲「From Bow To Toe」を配信リリース。

この楽曲について柏木さんは、「これまで私が歌ってきた楽曲の感じからして、ソロデビュー曲はバラードや、パワフルでロングトーンがたくさん入るような楽曲を想像する人も多いと思うので、『全く違うタイプの楽曲が来た!』と思っていただけるはずです」と語っており、「いい意味でファンの人を裏切りたい」という挑戦的な姿勢を見せています。

その歌声は、エビ中時代から高く評価されていましたが、ソロ活動を熱望した現マネージャーが「なぜこの歌声今まで知らなかった…⁉︎」と衝撃を受け、社長に直談判して担当になったというエピソードもあるほどです。(柏木ひなたマネージャーX投稿より)

「歌うことは生きること」― 魂を込めたパフォーマンス

1stソロアルバム「1/24」のインタビューでは、柏木さんが歌い続ける理由について深く語られています。

「たぶん……自分が生きるために歌ってるんだと思います。自分のために歌ってる。ステージに立てばその時間はみんなで楽しむために歌ってるけど、一番は自分のために歌っているのかなと思う。マイクを持てなければ生きていけない(笑)。音楽で救われているなと思うし、ステージで歌ってるときが一番『生きてる!』って実感できるんです。」

(出典:音楽ナタリー 柏木ひなた「1/24」インタビュー)

この言葉からは、歌うことへの純粋で強い情熱が伝わってきます。

また、フジテレビ系「千鳥の鬼レンチャン」では、難易度の高い“鬼ハードモード”に挑戦するなど、その歌唱力で多くの視聴者を魅了し続けています。

まとめ:柏木ひなたの新たな門出と未来への期待

柏木ひなたさんのエビ中卒業は、彼女にとって12年間のアイドル活動で培った全てを胸に、新たな夢へと踏み出すためのポジティブな決断でした。

「エビ中で学べることは全て学べた」という言葉通り、グループへの感謝とメンバーへの信頼を胸に、ソロアーティストとしての道を切り拓いています。

「転校」ではなく「卒業」という言葉には、彼女の成長と、送り出す側の最大限のリスペクトが込められていたのではないでしょうか。

これからも、唯一無二の歌声と表現力で私たちを魅了してくれるであろう柏木ひなたさんの活動から目が離せません。ファンへの感謝を胸に、新たなステージで輝き続ける彼女を、これからも応援していきましょう!

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