世界最大の資産運用企業であるBlackRock（ブラックロック）が、数日以内に世界中で従業員数を約3％削減する計画を進めているとされています。
2024年1月6日、フォックスビジネスによると、約600人の従業員が解雇される予定である
- ブラックロックの従業員を解雇する理由は？
- 背景は？
- 今後はどうなる？
これらについてお話していきます！
ブラックロックの従業員を解雇する理由は？
顧客へのサービス提供に集中するために、内部調整の一環として解雇をして成長事業の拡大を目指すため
2024年1月11日に発表された従業員向けの文書において、CEOのラリー・フィンクと社長のロブ・カピトは、現在の市場の変動と不確実性に対応するため、顧客サービスに集中することの重要性を強調しています。この内容は、ブルームバーグによって確認されています。
ブラックロックは、世界最大の資産運用会社として、グローバルで資産運用、リスク管理、アドバイザリーサービスを展開しています
従業員解雇の報道に注目が集まっています！
- ブラックロックの世界全体の従業員の約３％の600人の従業員の解雇を予定
- その大部分はESG部門の解雇になる模様
- 解雇対象者は過去12か月間の従業員の業績によって決定される
業績が悪かった人は切り捨てられるのは厳しいですが、必要人材を確保するための資金や、サービス向上などのためには仕方ないのかもしれんせんね・・・
背景は？
新型コロナウイルスの影響での大規模な経済対策や金融政策による市場の拡大を背景に、過去3年間でブラックロックの従業員数は20%以上増加
しかし、株価の下落などで運用手数料が減少し、収益環境が厳しくなったことから、今回は人員削減の方針を採ることなった
ブラックロックは収益の環境が厳しくなっていたんですね・・・
近年歴史的なインフレ高進を受けて、積極的な金融引き締め策を実施されたことで、株式や債券相場は急落したことで、かなりの影響を受けたようです
今後について
2023年12月29日、ブラックロックはグレイスケール・インベストメンツ、ヴァルキリー、ARK 21シェアーズ、インベスコとともに、ビットコインETFの申請を行いました。
ブラックロックのビットコインETFの承認期限は1月15日ですが、1月10日にビットコインETFの申請が認可されるのではと予測しています。
これは、ビットコインの現物ETFであるARK 21 Sharesの承認または却下の期日と同日であることが関連しています
ブラックロックのETFが承認された場合、20億ドル（約2,900億円）に相当する資金がビットコイン現物ETFに移行する予定です
これに関して、資金を移転する意向の投資家が存在するとの情報も出ているそうです・・・！
ブラックロックが従業員解雇が実施されたのち、浮いた資金に関しては、株式や債券への投資ではなく、テクノロジー投資や他の成長分野への投資へ活用されるとしています。
まとめ
今回はブラックロックの従業員を解雇するのはなぜ？理由や背景を調査！についてお話しました
世界最大の資産運用企業であるブラックロックの解雇は、多くの人の注目の的になっています
その解雇には従業員の過去１年間の実績により振り分けられることは、従業員としてはかなり厳しいですが合理的で必要な選択なのかもしれません
今後の動向に注目していきたいと思います
読んでいただきありがとうございました！
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