2月26日、ビットコイン(BTC)は5万4000ドル(約810万円、1ドル150円換算)を超え、2021年11月以来の高値に急上昇しました。
暗号資産市場では、最近の横ばいのレンジを突破して、急速に上昇が再開しています。
- ビットコインが急激に上がったのはなぜ?その理由は?
- 背景は?
- 今後はどうなる?
これらについてお話していきます!
ビットコインが急激に上がったのはなぜ?その理由は?
ビットコインは2月26日に5万4000ドルを超え、2021年11月以来の最高値を達成しました
これは暗号資産市場が再び上昇し、ビットコインが最近の横ばいのレンジを超えた結果です。
CoinDeskによると、ビットコインは米国市場の午前中に5万3000ドルを突破し、これまで上昇を抑えていた主要なレジスタンスラインを突破しました。
午後には5万5000ドル近くまで急上昇し、その後わずかに下落しました。
その背景は?
急激に高値になった背景には以下の要因が考えられます
米国証券取引委員会(SEC)がビットコインETFの上場を承認したことが大きな要因となっています
これにより、ビットコインを直接所有しなくても、ビットコインへの投資が可能になりました。
この決定はビットコインや暗号資産市場全体にとって好ましいものと見なされ、ビットコイン価格の急騰に繋がっています
ビットコインの大口保有者(クジラ)がビットコインを買い増したことも価格上昇の要因として挙げられます
米国株式市場の持続的な上昇も、暗号資産などのリスク資産の支えとなった可能性があります
これらの要因が相まって、暗号資産市場全体が再び上昇に転じ、ビットコインは最近の横ばい相場を抜け出す結果となりました。
ただし、これらの要因は市場の動向を理解する一助となりますが、投資判断には慎重な考慮が必要です。
株式銘柄への影響は?
暗号資産の価格上昇に伴い、デジタル資産に関連する株式銘柄も上昇しています。
具体的には、米国の暗号資産取引大手であるコインベース(Coinbase)とマイケル・セイラー氏率いるマイクロストラテジー(MicroStrategy)の株価が、この日それぞれ17%上昇しました。
また、主要なビットコインマイニング企業であるマラソン・デジタル(Marathon Digital)とライオット・プラットフォームズ(Riot Platforms)も、それぞれ22%と15%の上昇を記録しました。
その後はどうなる?
一部の市場ウォッチャーは、ビットコインが勢いを失ったことから、4万8000ドルまで価格が調整する可能性があると予測していました。
しかし、2月26日の反発により、ビットコインは過去に重要なレジスタンスとされた価格をしっかりと突破し、記録的な高値を更新しました。
暗号資産分析企業のスイスブロックは、「ビットコインはついに2月15日以来のレンジから脱却しつつあるようだ」と述べ、「勢いはますます強まっている。全ての船は風に乗っている」と述べています。
スイスブロックのアナリストたちは、ビットコインの次の目標価格が5万7000~5万8000ドルの範囲にあり、その後は最高値の更新も見込まれると指摘しています。
この動きは、他の取引所と比較してコインベースでのビットコイン価格のプレミアムが上昇していることとも合わさり、アメリカの投資家からの需要が高いことを示しています。
また、アメリカのビットコイン現物ETFにも取引への関心が高まっており、世界最大の資産運用会社であるブラックロックのIBITは、発売以来最大の一日取引高を記録しました。
まとめ
今回は、ビットコインが急激に上がったのはなぜ?理由や背景を調査!についてお話ししました
ビットコインが上昇した原因は、米国証券取引委員会(SEC)がビットコインETFの上場を承認し、ビットコインの大口保有者がビットコインを買い増したこと、そして米国株式市場の持続的な上昇が影響しています。
ビットコインは記録的な高値を更新しています!
今後もどんな動きになるのか注目が集まっています
読んでいただき、ありがとうございました!
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