2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止した『嵐』。
当時、人気絶頂の中での発表は日本中に大きな衝撃を与えました。
そして今、来年(2025年)春のコンサートツアーをもって活動を終了することが発表され、改めて活動休止の決断が注目されています。「なぜ嵐は活動休止を選んだのか?」「そこにはどんな想いがあったのか?」この記事では、当時の情報や関係者の言葉を元に、その理由を深掘りします。
活動休止のきっかけはリーダー大野智さんの提案だった
嵐の活動休止の大きなきっかけとなったのは、リーダーである大野智さんの強い想いでした。
「自由に自分のやりたいことをしたい」- 大野さんの切実な願い
報道によると、大野さんは2017年6月頃、他のメンバー4人に対し、
「2020年をもって自分の嵐としての活動を終えたい。一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい」という意向を伝えたとされています。
音楽プロデューサーの故・酒井政利さんも生前のインタビューで、「40代を目前にして、窮屈な生活から抜け出したいと強く願うことに、何ら不思議はない」と大野さんの心境に理解を示していました。
「何ものにも束縛されず、自由に自分のやりたいことをしたい」という言葉からは、国民的アイドルとして常に注目を浴び、多忙な日々を送ってきた大野さんの、人間としての素直な願いが感じられます。
「嵐を辞めたい、事務所も退社したい」という強い決意
一部報道では、大野さんは当初「嵐を辞めたい、事務所も退社したい」というほど強い決意を持っていたとも伝えられています。
彼のアーティストとしての側面や、自分のペースで物事に取り組みたいという性格も、この決断に影響したのかもしれません。
「解散」ではなく「活動休止」を選んだメンバーの想い
大野さんの提案を受け、メンバー全員、そして事務所関係者も交えて何度も話し合いが重ねられました。
その結果、導き出されたのが「解散」ではなく「活動休止」という選択でした。
「5人でなければ嵐じゃない」という強い絆
活動休止発表時の記者会見で何度も繰り返されたのが、「5人でなければ嵐じゃない」という言葉でした。
メンバーの誰か一人でも欠けるのであれば、それはもう嵐ではない。
この強い想いが、解散ではなく、いつかまた5人で集まれる可能性を残す「活動休止」という形を選ばせた最大の理由でしょう。
ファンへの感謝を伝えるための2年間
活動休止を発表した2019年1月から、実際に休止に入る2020年末までの約2年間は、「ファンへの感謝の思いを伝えていく期間」と位置づけられました。
この期間、嵐は精力的に活動し、ファンとのかけがえのない時間を大切に過ごしました。
活動休止後のメンバーたち
2020年末の活動休止後、大野智さんは宣言通り芸能活動を休止。
表舞台からは姿を消し、宮古島でのリゾート施設への出資などが報じられることもありました。
一方、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、二宮和也さん、松本潤さんの4人は、それぞれ個人としてドラマ、映画、バラエティ番組、CMなどで活躍を続けています。
まとめ:嵐の歴史における重要な「ターニングポイント」
嵐の活動休止は、リーダー大野智さんの「自由な生活を送りたい」という人間らしい願いと、それを受け止めたメンバー4人の「5人でなければ嵐じゃない」という深い絆が生んだ決断でした。
それは、嵐というグループの歴史において、非常に重要なターニングポイントであったと言えるでしょう。
そして、この活動休止期間があったからこそ、今回の「ファンへ直接感謝を伝えるための最後のツアー」という形での活動終了へと繋がったのかもしれません。
「嵐がなぜ活動終了(解散)を選んだのか?」その理由について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
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