警視庁では「D1Dplus」という検査キットを開発しました
警視庁が4月1日から「D1Dplus」の運用を始めています
「D1Dplus」が出来た背景は?
個人で買えるの?
使用方法は?
実際にその検査により逮捕に結びついた事例はあるの?
についてお答えしていきます!
D1Dplusが開発された背景とは?
【背景として考えられること】
- 「デートレイプドラッグ」の事件が多発している
- 薬物の影響で被害者自身の記憶が曖昧になり、警察への被害申告をためらうケースが多い
- 通常の鑑定では結果が出るまで1か月を要する
※「デートレイプドラッグ」とは、容疑者が食事相手の飲み物に入れて意識をもうろうとさせた上でわいせつな行為をする際に用いること
背景としては、上記の3点が考えられます
やはり、結果が出るまで1か月程度時間がかかるというのは捜査もスタートできないため問題があります
D1Dplusが導入された場合は以下の効果があります
【D1Dplusの効果】
- 「D1DPlus」の場合はわずか数分で結果が判明する
- 事件性を早期に見極め、早期に犯人検挙へ(2次、3次被害を防ぐ)
- 検査の結果、事件性ありと判断されると、被害者が記憶があいまいだったとしても警察が捜査してくれる可能性は高まる(※今までは、泣き寝入りするケースもあったと思います)
D1Dplusは購入できるのか?
個人では、購入できません
あくまでも警察署で実施する検査となります
【使用するまでの流れ】
被害者が警察の担当者に相談し、担当者が簡易検査キットの使用を提案し検査
警視庁は「記憶が曖昧な原因が、飲み過ぎなのか薬物なのかわからない場合は、24時間対応の相談窓口に連絡してほしい」としています
警視庁は性犯罪の被害相談については「#8103」へ
D1Dplusの使用方法は?
キットの特殊な用紙に尿をかけて数分待つと、線の出方で体内の薬物の有無を調べます
事例はあるのか?
新検査キットで睡眠薬検出し、準強制わいせつの疑いで逮捕された事例があります
ニュースはこちら
今後も、この検査キットによって被害者が泣き寝入りせずに迅速な捜査をしてもらいたいです
読んでいただき、ありがとうございました!
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