「アルバイトから社長に?」「22歳で大企業のトップなんてあり得るの?」――。
株式会社スカイスクレイパーの新社長に就任した諸沢莉乃さん(23 ※就任当時22歳)のニュースは、多くの人に衝撃と感動を与えました。
一体なぜ、彼女は若くして社長という大役を任されたのでしょうか?
この記事では、諸沢莉乃さんが社長に選ばれた驚きの理由と、彼女の持つ並外れた魅力に迫ります。
アルバイトから始まったシンデレラストーリー
諸沢莉乃さんと「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」との出会いは、高校1年生、15歳の時。
横浜市内のお店でアルバイトとしてキャリアをスタートさせました。
当初は「カレーに興味がなかった」と語る彼女ですが、持ち前の明るさと真摯な仕事ぶりで頭角を現していきます。
「学校が終われば毎日店に直行し、バイトをこなし、仕事が終われば仲間とカレーを食べる」という日々。
まさにココイチ一筋の青春を送ってきたのです。
「信用できる人」へ――創業者・西牧会長が託した想い
諸沢さんを社長に抜擢したのは、株式会社スカイスクレイパーの創業者であり現会長の西牧大輔氏です。
西牧会長は、諸沢さんが20歳の時に「社長やってみないか」と声をかけました。
その理由について、西牧会長はこう語っています。
「社長になってもらった人を信用するより、信用できる人に社長になってもらう」
「とにかく、諸沢の素直さ、明るさ、ポジティブさ、そして“人として優れていること”という経営理念を忠実に守る姿勢に惹かれました」
技術や経験以上に、諸沢さんの「人間性」を高く評価していたことが伺えます。
事実、諸沢さんは16歳でココイチの接客コンテストで最年少優勝、20歳で全国約2万人中30人(当時15人)しかいない接客のスペシャリスト「スター」に最年少で認定されるなど、その実力は折り紙付きでした。
「二つ返事でOKする。『はい、私でよろしければ!』と――。そこが気持ちいいのです」と西牧会長が語るように、諸沢さんの素直さと前向きな姿勢が、大抜擢の決め手となったようです。
現場主義と徹底したコミュニケーションが生む信頼
社長に就任してからも、諸沢さんの基本スタンスは変わりません。
「現場に入り続ける社長でいいと言って頂けた」と語るように、今でも積極的にお店に立ち、お客様やスタッフと直接向き合っています。
驚くべきは、社員・アルバイト合わせて400人超が在籍する中で、「毎日170件の日報を読んでコメントする」というルーティン。
1時間半もかけて、一人ひとりの声に耳を傾けるその姿勢は、まさに組織のトップとしての鏡と言えるでしょう。
「みんながみんな一生『ココイチ』で働くわけじゃないと思うんです。だから、“損得”じゃなくて“善悪”を教える。たとえば大きな声で挨拶をするとか、そういう、人としての基本を大事にしてます」という言葉からも、彼女の教育方針が「人としてどうあるべきか」を重視していることがわかります。
社長就任1年で起こした変化とは?
社長就任から1年。諸沢さんのリーダーシップは早くも結果に表れています。特に採用面では、
- 新卒採用人数が2名から7名へと3倍以上に増加!
- 職場見学に来た学生も2人から30人へ!
という目覚ましい成果を上げています。
これは、諸沢社長の「人柄効果」ではないかとの声も上がるほど。
彼女の真摯な姿勢と明るい人柄が、多くの若者を引きつけているのかもしれません。
「数字にはめちゃくちゃ弱い」と謙遜しながらも、周りのサポートを得て経営会議にも積極的に参加し、学び続けています。
「これからは毎年1店舗ずつ、着実に増やしていきたい」と語るその瞳は、未来への希望に満ち溢れています。
まとめ:若きリーダーが示す「人として」の大切さ
諸沢莉乃さんが22歳という若さで社長に選ばれた背景には、彼女の持つ卓越した「人間力」、現場を愛し続ける「情熱」、そして何よりも「素直さ」と「学ぶ姿勢」がありました。
創業者の慧眼と、それに応える彼女の努力が、この異例の抜擢を実現させたのです。
彼女の物語は、年齢や経験だけでなく、「人としてどうあるか」がキャリアを切り開く上でいかに重要であるかを教えてくれます。
諸沢社長の学歴やアルバイト時代からの詳しい経歴については「ココイチFC社長・諸沢莉乃さんの学歴は?大学は?高校時代からの驚きの経歴を徹底解剖!」
気になるプライベートや結婚観については「ココイチFC社長・諸沢莉乃さんは結婚してる?彼氏や好きなタイプ、意外な素顔まで大公開!」で詳しくご紹介しています。
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