5月10日に放送された旅番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W 第5弾 和歌山県・那智の滝～愛知県・犬山城』（テレビ東京系）。
人気シリーズならではの緊張感あふれる旅が展開される中、出演者の一人であるタレント・女優の雛形あきこさん（47）が見せた“ある表情”が、視聴者の間で大きな話題となりました。
当初は批判的な声も一部で見られましたが、次第にその背景に同情する声が多数集まっています。
一体、番組で何があったのでしょうか？そして、その原因は何だったのでしょうか？
いったい何が？雛形あきこさん『路線バスの旅』での異変
今回の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』第5弾は、和歌山県・那智の滝から愛知県・犬山城を目指す3泊4日の旅。
メンバーは、平昌オリンピック金メダリストの元スピードスケート選手・髙木菜那さん（32）、東京オリンピック銅メダリストでスポーツクライミング界の“女王”・野口啓代さん（35）、そしてタレントで女優の雛形あきこさんの3人でした。
和やかなスタートから一転…2日目からの変化
「スタート時点では、旅のリーダーとして番組出演経験のある髙木さんを指名したり、お互いの呼び名を決めたりするなど、3人は和気あいあいとした様子でした」とスポーツ紙記者は語ります。
しかし、旅も2日目に入る頃から、雛形さんの様子に変化が見られ始めました。
「雛形さんの表情が虚ろになり、明らかに口数が減っていきました」（同記者）。
SmartFLASHの記事では「目は虚ろ…“不機嫌表情”が話題」と報じられるほど、その変化は視聴者にも伝わっていたようです。
X（旧Twitter）で飛び交う心配と共感の声
番組初参加となった雛形さんのこの様子に、X（旧Twitter）では多くのコメントが寄せられました。
《ローカル路線バス乗り継ぎの旅 雛形あきこが体力オバケのトップアスリート2人に引きずり回されて無口になってるの面白すぎる》
《最初は雛形あきこが頑張ってたけどダメで諦めちゃったよね》
《やる気が無いのじゃなくて、体調が悪い？》
《城上のカットとかいらないから雛形さんを早く帰してあげてって思った》
これらの声からは、当初の戸惑いや批判的な見方を通り越し、雛形さんの状況を察して同情する気持ちが広がっていることがうかがえます。
なぜ雛形あきこさんは“不機嫌”に見えたのか？考えられる3つの原因
では、なぜ雛形さんは番組中に元気を失い、一部で“不機嫌”と捉えられるような表情を見せることになったのでしょうか。考えられる主な原因を考察します。
原因1：共演者は“体力オバケ”！アスリートとの圧倒的な差
最大の原因として指摘されているのが、共演者との圧倒的な体力差です。芸能記者は次のように分析します。
「雛形さん以外の2人は高木さんが32歳、野口さんが35歳で、雛形さんよりひと回り以上も年下です。それだけでなく、ともに五輪アスリートで、人並み以上の体力と精神力を持っていますからね。」
47歳の雛形さんにとって、現役を退いたとはいえトップアスリートである年下の2人に同行するのは、想像以上に過酷だった可能性があります。
まさに“体力オバケ”とも言える共演者とのペースの差は、じわじわと雛形さんの心身に影響を与えたのかもしれません。
原因2：『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』ならではの過酷さ
このシリーズは、路線バスを乗り継ぎながら限られた時間内に目的地を目指すという、元々ハードな内容で知られています。
3泊4日という期間、先の見えないバスの接続、長時間の移動や待ち時間は、肉体的にも精神的にも大きな負担となります。
初参加の雛形さんにとって、この番組特有のプレッシャーや疲労が予想以上に大きかったことも考えられます。
原因3：ベテランの意地？リタイアできないプロ意識
1992年に女優デビューし、芸歴33年目を迎える雛形あきこさん。
これまで数多くのバラエティ番組にも出演し、そのプロフェッショナルな仕事ぶりは広く知られています。
「もちろん長年、バラエティ番組に出ている雛形さんとしては、体力的に限界だったとしても、“リタイア”するわけにはいかなかったでしょう。そのため、3日め以降はかなり不機嫌そうにテレビに映ってしまっていました」と前出の芸能記者は語ります。
もしかすると、体力的な限界を感じながらも、番組を成立させようとするベテランとしての責任感やプライドが、弱音を吐かせなかったのかもしれません。その結果、疲労が表情に出てしまったのではないでしょうか。
それでも最後まで…雛形あきこさんの頑張りと集まるエール
表情には疲労の色が濃く出ていたものの、雛形さんは最後まで弱音を吐くことなく旅を続け、見事にゴールを果たしました。
この頑張りに対して、X上では「よく頑張った！」「最後までやり遂げてすごい」といった称賛の声も多く見られました。
当初は“不機嫌”と見られた表情も、その背景にある過酷な状況や共演者との体力差が理解されるにつれ、多くの視聴者からの同情や共感、そしてエールへと変わっていったようです。
雛形あきこさんってどんな人？
ここで、今回の件で注目された雛形あきこさんについて少し触れておきましょう。
- 本名：雛形 明子（ひながた あきこ）※現在の戸籍姓は天野
- 生年月日：1978年1月27日（47歳）
- デビュー：1992年、中学2年生の時に連続ドラマ『おべんきょう』（TBS系）で女優デビュー。
- 活動：女優、タレント、元グラビアアイドルとして幅広く活躍。特に『めちゃ²イケてるッ!』には長年レギュラー出演し、お茶の間の人気を博しました。
グラビアアイドルとして一世を風靡した後、女優業に本格シフト。
数々のドラマや映画、舞台に出演し、確かな演技力で評価を得ています。バラエティ番組でも見せる親しみやすいキャラクターと、時に見せる真摯な姿勢が彼女の魅力の一つと言えるでしょう。
今回の『路線バスの旅』でも、そのプロ意識の高さが垣間見えたのかもしれません。
まとめ：雛形あきこさんが見せた“素顔”と視聴者の共感
雛形あきこさんが『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』で見せた表情は、一部で“不機嫌”と報じられましたが、その背景には五輪メダリストという並外れた体力を持つ共演者との年齢・体力差、そして番組自体の過酷さがあったと考えられます。
芸歴33年のベテランとして、困難な状況でもリタイアせずに最後までやり遂げた姿は、多くの視聴者の心を打ち、批判を通り越して同情や称賛の声へと繋がりました。
今回の旅は雛形さんにとって大変なものだったかもしれませんが、最後までやり遂げたその頑張りは多くの人に伝わったはずです。
次回、もし同様の機会があれば、少しでも余裕をもって番組を楽しめるような状況になることを願うばかりです。
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