圧倒的な歌唱力と美しいハーモニーで、日本の音楽シーンを彩り続ける女性ボーカルグループ、Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)、通称リトグリ。
彼女たちの魅力は広く知られていますが、その歴史の中でメンバー構成が変化してきたことはご存知でしょうか?
この記事では、「リトグリってどんなグループ?」という基本情報から、結成当初の初期メンバー、そして現在のメンバーに至るまでの変遷を詳しく調査しました。
リトグリの歩んできた歴史を知ることで、彼女たちの音楽への理解がさらに深まるはずです!
Little Glee Monster(リトグリ)とは?
まず、Little Glee Monster(リトグリ)の基本情報をおさらいしましょう。
- 結成: 2013年5月。ソニー・ミュージックレコーズとワタナベエンターテインメントによる「最強歌少女オーディション」の合格者を中心に結成。
- コンセプト: 「研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残す」。歌唱力を前面に出したパフォーマンスが特徴。
- 音楽的特徴: メンバーそれぞれの個性的な声質と、それらが重なり合って生まれる複雑で美しいハーモニーが最大の武器。アカペラも得意とする。
- デビュー: 2014年10月29日にシングル『放課後ハイファイブ』でメジャーデビュー。
- ファンの呼称: 「ガオラー」。モンスターの鳴き声「ガオー」に由来。
リトグリの歴史:メンバー変遷をたどる
Little Glee Monsterは、その歴史の中でメンバー構成に変化がありました。
結成から現在までの主な変遷を時系列で見ていきましょう。
結成と黎明期(2013年頃)
「最強歌少女オーディション」を経て、当初は芹奈、麻珠、MAYU、かれん、LINA、アサヒ、YUKAの7人で活動を開始しました。
しかし、結成から間もなくメンバーの変動がありました。
- 2013年7月: LINAが脱退。
- 2013年8月: 新たにmanakaが加入し、再び7人体制に。
- 2013年10月: YUKAが活動不参加となり、事実上の脱退。
この結果、メジャーデビューに向けては、かれん、MAYU、芹奈、manaka、麻珠、アサヒの6人体制が確立されました。
メジャーデビューと飛躍の時代(6人体制)
2014年のメジャーデビュー以降、この6人体制でリトグリは快進撃を続けます。
数々のヒット曲を生み出し、『好きだ。』『だから、ひとりじゃない』などが広く知られるようになりました。
NHK紅白歌合戦への初出場(2017年)も果たし、国民的な人気を獲得していきます。
この6人でのハーモニーとパフォーマンスは、多くのファンにとって「リトグリ」のイメージを強く印象付けました。
変化と試練の時(5人体制へ)
順風満帆に見えたリトグリですが、2017年に変化が訪れます。
- 2017年6月: 麻珠がグループを脱退。
これにより、リトグリはかれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒの5人体制となり、新たなスタートを切りました。
5人となってもその音楽性は変わらず、高いパフォーマンスレベルを維持し、『世界はあなたに笑いかけている』などのヒット曲とともに、アリーナツアーを成功させるなど活躍を続けました。
第2章への序章(3人体制期間)
5人体制で活動を続けていましたが、2020年以降、メンバーの体調などが理由で活動に変化が生じます。
- 2020年12月〜: 芹奈が体調不良のため休養。
- 2022年3月〜: manakaが突発性難聴のため休養。
- 2022年7月24日: 休養中だった芹奈とmanakaがグループを卒業。
この結果、一時的にかれん、MAYU、アサヒの3人体制で活動を継続することになりました。
3人はグループを守りながらツアーを完走し、リトグリの次章へと繋げる重要な役割を果たしました。
新生リトグリの誕生(現在の6人体制)
芹奈・manakaの卒業と同時に、新メンバーを募集するオーディション「M∞NSTER AUDITION」の開催が発表されました。
7000人を超える応募者の中から、新たな才能が選ばれます。
- 2022年11月16日: 新メンバーとしてミカ、結海、miyouの3名が加入。
これにより、オリジナルメンバーのかれん、MAYU、アサヒと合わせて、現在の6人体制がスタートしました。
新メンバーの加入により、グループには新たな個性と音楽性が加わり、「新生リトグリ」としてさらなる進化を目指しています。
現在のLittle Glee Monsterメンバー(2025年時点)
改めて、現在のLittle Glee Monsterメンバー6名をご紹介します。
- かれん (ベビーピンク)
- MAYU (エメラルドグリーン)
- アサヒ (サンフラワー)
- ミカ (マリーゴールド)
- 結海 (ガーネット)
- miyou (ターコイズ)
まとめ:変遷を経て進化し続ける歌声
Little Glee Monsterの歴史は、メンバーの出会いと別れ、そして新たな才能との融合の繰り返しでした。結成当初の7人から、6人、5人、一時的な3人体制を経て、現在の6人へ。
それぞれの時代で、メンバーたちは最高のハーモニーを追求し、ファンに感動を届けてきました。
メンバー構成が変わっても、「歌声で人々の心を歓喜させる」というグループの核となる部分は揺るぎません。
むしろ、変化を乗り越えるたびに、その音楽性は深みを増し、表現の幅を広げています。
現在の6人体制となった新生リトグリが、これからどんな新しい景色を見せてくれるのか、その進化し続ける歌声から目が離せません!
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