数々の映画やドラマで独特の存在感を放ち、2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロイン・福来スズ子役を見事に演じきった実力派女優・趣里(しゅり)さん。
「趣里さんってどんな人?」「詳しい経歴が知りたい」「ご両親は誰?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は彼女、日本を代表する俳優・水谷豊さんと元キャンディーズの女優・伊藤蘭さんの一人娘としても知られています。
この記事では、趣里さんの基本的なプロフィールから、バレリーナを目指した過去、女優への転身、そして現在に至るまでの輝かしい経歴を詳しくご紹介します。
趣里のwiki風プロフィール|本名・生年月日・身長など基本情報
- 名前:趣里(しゅり)
- 本名:非公開(芸名と同じ可能性が高い)
- 生年月日:1990年9月21日
- 年齢:34歳(2024年12月現在)
- 出身地:東京都
- 身長:158cm
- 血液型:O型
- 職業:女優
- 所属事務所:トップコート
- 特技:クラシックバレエ、英語
- 最終学歴:高校卒業(大学には進学せずバレエ留学)
名前の「趣里」は本名である可能性が高いですが、公には芸名として活動されています。
年齢は2025年4月現在で34歳、所属事務所は菅田将暉さんや中村倫也さんなども所属する大手芸能事務所のトップコートです。
父は水谷豊、母は伊藤蘭!芸能界最強サラブレッドの家族構成
趣里さんのご両親は、日本を代表する俳優の水谷豊さんと、伝説のアイドルグループ「キャンディーズ」の元メンバーで現在は女優として活躍する伊藤蘭さんです。
まさに芸能界のサラブレッドと言える家系ですが、趣里さん自身はデビュー当初、「親の七光り」と言われることを避けるため、両親の名前を伏せてオーディションを受けていた時期もあったそうです。
自らの力で道を切り開いてきた努力家であることがうかがえます。
趣里の経歴|バレエ留学と挫折、女優への道
現在、女優として確固たる地位を築いている趣里さんですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
4歳からバレエ一筋!ロンドン留学と怪我による断念
趣里さんは4歳の頃からクラシックバレエを始め、将来はバレリーナになることを夢見ていました。
高校卒業後、2009年にはイギリス・ロンドンのバレエ学校へ留学するなど、本格的にバレエの道を進みます。
しかし、留学中に足首の靭帯断裂という大怪我を負い、さらにアキレス腱断裂も経験。
医師から「元のようには踊れない」と告げられ、プロのバレリーナになる夢を断念せざるを得なくなりました。
女優への転身とデビュー作『金八先生ファイナル』
バレエの道を諦めた後、失意の中にいた趣里さんですが、母親の伊藤蘭さんが出演する舞台を観劇したことがきっかけで、「表現」の世界に再び魅力を感じ、女優を志すようになります。
その後、演技のレッスンを積み、2011年に放送されたテレビドラマ『3年B組金八先生ファイナル「最後の贈る言葉」』のオーディションに合格し、女優デビューを果たしました。
主な出演作と受賞歴|『生きてるだけで、愛。』から朝ドラ『ブギウギ』主演まで
デビュー後、数々の舞台や映像作品に出演し、着実に実力をつけていった趣里さん。
その演技力は高く評価され、様々な役柄で存在感を発揮しています。
映画・ドラマでの活躍
特に注目を集めたのは、2018年に主演を務めた映画『生きてるだけで、愛。』です。
過眠症で精神的に不安定な主人公・寧子(やすこ)役を体当たりで演じ、その鬼気迫る演技は高く評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞しました。
その他にも、ドラマ『リバース』(2017年)、『ブラックペアン』(2018年、2024年)、『私の家政夫ナギサさん』(2020年)、『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』(2022年)など、話題作に次々と出演し、個性的な役から等身大の女性まで幅広く演じ分けています。
朝ドラ『ブギウギ』での国民的女優へ
そして、彼女の名を全国的に知らしめたのが、2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』です。
「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター歌手・笠置シヅ子さんをモデルにしたヒロイン・福来スズ子役をオーディションで射止めました。
バレエで培った表現力と持ち前の明るさで、歌って踊るパワフルなヒロイン像を見事に体現。
お茶の間に元気と感動を届け、国民的女優としての地位を確立しました。
輝かしい受賞歴
- 第42回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『生きてるだけで、愛。』)
- 第33回高崎映画祭 最優秀主演女優賞(『生きてるだけで、愛。』)
- 第13回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞
- 第118回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『ブギウギ』)
- 第32回橋田賞 新人賞(『ブギウギ』)
- ほか多数
趣里の人物像|ストイックな役作りと魅力
趣里さんは、役に対して非常にストイックに向き合う女優として知られています。
『生きてるだけで、愛。』では役作りのために大幅な減量を行い、『ブギウギ』では歌やダンスの猛特訓に励みました。
バレエ経験で培われた精神力と表現力が、彼女の演技の根幹にあると言えるでしょう。
また、明るくチャーミングな人柄も魅力で、共演者やスタッフからも慕われています。
まとめ:苦労と努力で掴んだ実力派女優・趣里のこれからに期待!
今回は、女優・趣里さんのプロフィールと経歴について詳しくご紹介しました。
- 父は水谷豊さん、母は伊藤蘭さんという芸能一家に生まれる。
- 幼少期からバレエに打ち込み、ロンドン留学も経験するが、怪我で断念。
- 2011年に女優デビューし、着実にキャリアを重ねる。
- 映画『生きてるだけで、愛。』で高い評価を得て、数々の賞を受賞。
- 2023年、朝ドラ『ブギウギ』のヒロインに抜擢され、国民的人気を獲得。
二世俳優というプレッシャーを乗り越え、バレエでの挫折という苦労も経験しながら、自らの努力で実力派女優としての地位を築き上げた趣里さん。
彼女の真摯な役作りと、観る人を惹きつける表現力は、今後も多くの作品で輝きを放つことでしょう。
これからの趣里さんの更なる活躍から目が離せません!
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