「妻と妻の彼氏と3人で暮らします」
2024年夏、料理系インフルエンサーのSoy王子さんのこの衝撃的なSNS投稿が大きな話題を呼びました。妻であるうなぎちゃんが留学先で出会った彼氏を連れて帰国し、一時期とはいえ3人での共同生活を送るという、従来の常識では考えられない関係性。
ネット上では「理解できない」「新しい形なのでは？」と賛否両論が巻き起こりました。しかし、2025年4月、二人は離婚を発表。多くの人が「なぜ？」と疑問に思ったのではないでしょうか。
この記事では、インフルエンサー夫婦として注目を集めたうなぎちゃんとSoy王子が、なぜ「夫・妻・妻の彼氏」という特殊な関係を選び、そして最終的に離婚という道を選んだのか、その経緯と理由をニュース記事やインタビューを元に深掘りしていきます。
衝撃の関係性 – 夫・妻・妻の彼氏の同居とは？
まず、話題となった3人の関係性についておさらいしましょう。
- Soy王子さん（夫）： 料理系インフルエンサー（当時33歳）
- うなぎちゃん（妻）： 化粧品会社起業家、インフルエンサー（当時27歳）
- リョウさん（妻の彼氏）： 大学生（当時21歳）、うなぎちゃんの留学先での出会い
うなぎちゃんが留学先で出会ったリョウさんと交際を開始し、日本に一緒に帰国。
Soy王子さんの合意のもと、一時的に3人での同居生活が始まりました。
なぜSoy王子さんはこの状況を受け入れたのでしょうか？
ニュース記事によると、Soy王子さんは「妻のことが好きだから、彼女が幸せになっているのが嬉しい」「僕に満たせない部分を、代わりに満たしてくれる」と語っています。
妻の幸せを最優先し、彼氏の存在が夫婦関係を補完し、むしろ良好にすると考えていたようです。
一方、妻のうなぎちゃんは「夫に断られていたら、こうはならなかった」「今は夫には家族愛や安心感、彼氏には刺激とドキドキがあり、感情を分散できる」と、夫への感謝と関係性のメリットを語っていました。
彼氏のリョウさんも、夫であるSoy王子さんに対してライバル意識はなく、「まったく別の所で、別の関係を築いている」と冷静に状況を受け止めていたようです。
なぜ公認？ – 独特な夫婦関係の背景にある価値観
多くの人が疑問に思う「なぜ夫は妻の彼氏を公認できたのか？」。
その背景には、彼ら独自の価値観や関係性がありました。
別のインタビュー記事では、二人の馴れ初めや考え方の違いが語られています。
うなぎちゃん：「私はすごく自己中だから、相手に愛想を尽かされちゃうんですよね。（中略）体の関係と愛は別物だからですね。私は愛を確かめる行為だけじゃ満足できないんですよ」
Soy王子：「（行為について）僕は愛を確かめ合う、深め合うために行為をするけど、うなぎちゃんは本能的な気持ちよさを得るために行為がしたくて、それを僕に求められても正直しんどくなってしまう。（中略）僕には与えられないものなので、『あなたがしてくれないなら、ほかの人とするよ』と言われたら、頷くしかない」
（引用元：週刊女性PRIME（集英社オンライン掲載記事））
このように、二人の間には特に「性」に対する価値観の大きな違いがあったことがうかがえます。
Soy王子さんの深い優しさとうなぎちゃんへの理解、そしてうなぎちゃんの「満たされない部分」を、Soy王子さんが「自分にはできないことは、ほかの人に任せる」という形で受け入れた結果が、”不倫公認”とも言える独特な関係性に繋がったようです。
うなぎちゃんは過去の恋愛で傷ついた経験もあり、Soy王子さんの「誰にでも優しくできる」点や、結婚による「安心感」を求めていた側面もあったようです。
世間の反応と専門家の意見 – 「ありのまま」発信への賛否
この前例のない関係性は、SNSやメディアを通じて拡散され、大きな議論を呼びました。
- 批判的な意見：「理解できない」「いつまでも続くわけがない」「まともな価値観を振りまくのはよくない」（ひろゆき氏）
- 肯定的な意見や理解を示す声：「本人たちが幸せなら自由」「実は私も似たような感じだ（DMの声）」
- 専門家の分析：「あらゆるものが可視化される時代。今までなら表に出なかったカップルが見えるように」「リスペクトがあるのが大事」（佐々木俊尚氏）
当事者であるSoy王子さんやうなぎちゃんは、「自分たちの“ありのまま”を発信しているだけ」「法律を犯しているわけでもない」と主張。
ビジネス的な側面を指摘されつつも、自分たちの生き方を発信することに意義を見出していたようです。
しかし、その発信は多くの批判も生み、「精神的に来るコメントもある」と精神的な負担があったことも認めています。
そして離婚へ – なぜ別れを選んだのか？
多くの注目を集めた二人ですが、2025年4月21日、それぞれのSNSで離婚を発表しました。
妻と離婚しました
Soy王子 (@Soy16925506) 午後7:44 · 2025年4月21日
引用元：X
離婚しました。旅に出ます。
うなぎちゃん（Unagichan） (@unagichan1130) 午後7:35 · 2025年4月21日
引用元：X
なぜ、あれほど「関係は良好」と語っていた二人は離婚を選んだのでしょうか？
明確な理由は本人たちの動画や今後の発信で語られるのかもしれませんが、過去のインタビューやSNS投稿にヒントがありそうです。
実は、3人での同居生活の後、2024年12月初旬には二人は別居していました。
その理由について、Soy王子さんはSNSで〈妻は幸せになって安心したらその安心をぶち壊したくなるそうです〉と説明しています。
うなぎちゃん自身もインタビューで「すごく自己中」「まっすぐな愛が怖くなっちゃう」と語っており、安定した関係性の中にいると、それを自ら壊したくなるような複雑な心境があったのかもしれません。
また、Soy王子さんは「（うなぎちゃんは）このモードに入ったらしっかり実行するからな」とも投稿しており、離婚がうなぎちゃん主導であった可能性も示唆されます。
独特な関係性を築き、それをオープンにすることで注目を集めましたが、その関係性自体が持つ不安定さや、うなぎちゃん自身の内面的な葛藤が、最終的に離婚という選択に繋がったのかもしれません。
Soy王子さんは離婚を示唆する投稿の中で〈離婚してからまた一緒になるんだろな〉とも綴っており、二人の関係がこれで完全に終わったのか、それともまた新しい形を模索していくのかは、まだ誰にも分かりません。
まとめ – 多様な愛の形と残された疑問
Soy王子とうなぎちゃんの夫婦は、「夫・妻・妻の彼氏」という極めて特殊な関係性を選び、それを公にすることで大きな話題となりました。彼らの選択は、結婚や恋愛における「当たり前」を問い直し、多様な愛や家族の形について考えるきっかけを与えてくれました。
しかし、その関係性は長くは続かず、二人は離婚という道を選びました。
その理由は、価値観の違い、うなぎちゃんの複雑な心境、関係性を公にしたことによるプレッシャーなど、様々な要因が絡み合っていると考えられます。
「なぜ離婚したの？」という疑問に対する明確な答えはまだ見えませんが、彼らのこれまでの発言や行動から、その背景を少し垣間見ることができたのではないでしょうか。
彼らの選択や結末について、あなたはどう思いますか？
コメント