2024年度、全国健康保険協会(協会けんぽ)の加入者は、保険料率が変更されます。
- 健康保険料の2024値上げするのはなぜ?
- 対象の都道府県はどこ?
これらについてお話していきます!
健康保険料の2024値上げするのはなぜ?
2024年度の健康保険料の値上げは、医療費の増加や高齢化社会への対応など、保険制度の運営維持のために必要とされています。
具体的には、全国健康保険協会(協会けんぽ)の健康保険料率および介護保険料率が改定され、特定保険料率は全国一律「35.7/1000」(3.57%)から「34.2/1000」(3.42%)に改定されます
これらの改定は、保険財政の安定を目指すものであり、高所得者の保険料を上げることで中所得層の保険料の伸びを抑制する狙いがあります。
全国健康保険協会(協会けんぽ)は、主に中小企業の従業員やその家族が加入する公的な健康保険です。
保険料率の変更は3月から実施されます。このため、多くの企業では4月の支払いから金額が変更される見込みです。
値上げ対象の都道府県はどこ?
2024年度、健康保険料率が上がる予定の都道府県は、以下の24都道府県です。
対象の都道府県
- 福島県
- 群馬県
- 新潟県
- 富山県
- 石川県
- 福井県
- 山梨県
- 長野県
- 岐阜県
- 静岡県
- 愛知県
- 三重県
- 滋賀県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 奈良県
- 和歌山県
- 広島県
- 山口県
- 香川県
- 愛媛県
- 大分県
- 宮崎県
これらの都道府県では、2023年度の保険料率に比べて、2024年度はそれぞれ異なる割合で増加する予定です。
まとめ
2024年度の健康保険料の値上げは、医療費の増加や高齢化社会への対応など、保険制度の運営維持のために行われます。
特に、高所得者の保険料を引き上げることで、中所得層の保険料の増加を抑制する目的があります。また、値上げの対象となる都道府県は24都道府県で、それぞれ異なる割合で保険料率が増加する予定です。
これらの変更は、保険財政の安定を目指すものであり、健康保険制度の持続可能性を確保するための重要な措置です。
読んでいただき、ありがとうございました!
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