仙台市青葉区にある会社「愛子タクシー」が、自己破産を申請し、仙台地裁から破産手続きの開始が決定されました
決定が1月29日に下されました。負債総額は約8000万円で、同日に事業を停止し、従業員約30人を解雇しています
- 愛子タクシーはなぜ自己破産した?
- 理由や背景は?
これらについてお話していきます!
愛子タクシーはなぜ自己破産した?その理由は?
2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により需要が急激に減少したことが原因
2002年に設立された愛子タクシーは、仙台市内を中心にタクシーサービスを提供してきました。地域観光にも力を入れており、2019年3月期の売り上げは約2億2000万円でした。
外出自粛や緊急事態宣言の影響で、観光客やビジネス客の利用が激減し、売り上げは半減以下になりました。
負債総額は8000万円で、宮城県内でタクシー会社が自己破産するのは初めてとのことです
背景は?
新型コロナウイルスの流行により、タクシー業界全体が厳しい状況になりました
2021年度には全国で倒産したタクシー会社が13件だったのに対し、2022年度は29社に(参照元:東京商工リサーチ)
タクシー業界は、人口減少、高齢化、個人タクシーの増加、配車アプリの台頭などの課題に直面してきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大は、これらの課題を一気に表面化させました。
特に、中小規模のタクシー会社は、資金力や経営力が低く、対応が難しい状況です。
やはり、新型コロナの影響は厳しかったようです
今回の「愛子タクシー」は、コロナ融資や助成金でなんとか維持していたものの、新型コロナの影響で業績が悪化してからは客足が回復せず事業継続を断念しました
まとめ
今回は、仙台の愛子タクシーはなぜ自己破産した?理由や背景を調査!についてお話しました
タクシー会社がいかに厳しい状況に直面しているかが分かりますね・・・
他のタクシー会社も倒産・自己破産する会社が増えるかもしれません
読んでいただきありがとうございました
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