日本総菜協会の元役員の男性が架空の取引に関与して300万円以上を不正に得たとして、警視庁に逮捕されました。
損害額はなんと1億円を超えると見られています!どんな手口だったのか気になりますね・・・
またこの事件が報道された際に「日本総菜協会」って初めて聞いた!一体どんなことをしているの?と話題になっていたので調べていきたいと思います!
- 日本惣菜協会とは?
- どんな手口で横領したのか?
これらについてお話していきます!
日本惣菜協会とは?
- 「惣菜管理士」「デリカアドバイザー」といった教育プログラムの提供や研修・セミナーの開催
- 企業間の交流の場の提供
- 市場分析や行政への提言
- HACCPなど衛生品質管理体制づくりのサポートなど
- 協会は中食・惣菜産業の社会的地位向上を目指し、会員企業への様々なサポートを通じて活動しています。
現在、惣菜産業は10兆円を超える市場規模に成長しています
ですが、その多くを占める企業は中小企業です。
業界全体の生産性向上と、良質で安全な惣菜を提供するためには、業界の近代化・合理化が必要だという課題があります
その課題を解決するために日本惣菜協会は設立しました
昭和52年5月:任意団体として設立
昭和54年5月:農林水産大臣の認可を受け社団法人へ
平成25年4月:一般社団法人へ
2023年5月23日現在、協会は会員380社、賛助会員247社、協力会員32社を擁し、全国には8つの支部(北海道、東北、関東、北陸、東海、関西、中国四国、九州)を設けています。
共働き家庭が増え、「惣菜」を活用している家庭は多いと思います
昔よりもかなり需要が高まっていますね
毎日の食生活に欠かせない存在となっている「惣菜」におけるさらなる発展と、現状の課題の解決に努めている協会だということが分かりました!
どんな手口で横領したのか?
藤木吉紀容疑者と杉浦真理子容疑者の2人は2019年1月~8月にかけ、大阪府にあるに知人が経営する会社(飲食関連会社)と架空の業務委託契約を結び、杉浦真理子容疑者の銀行口座に外注費の名目で336万円を送金して着服
同じ手口で、2017年から2年間であわせて1200万円あまりを不正に送金していたことも発覚しました
この知人の会社との間で総額1億数千万円の契約を結んでいて、警視庁は別の期間の契約についても調査中
ずいぶん前から着服が行われていたのに、誰も気付かないものなのでしょうか・・・
▼日本惣菜協会では以下のように「報告・お詫び」が公式サイトに掲載されています
2023年12月2日、当協会の元専務理事(2019年10月専務解職、2020年5月理事解任)が業務上横領容疑にて逮捕されました。
会員及び関係者の皆様にはご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
現在、実態の解明等は捜査当局において進められているところでありますので、当協会といたしましては、捜査に全面的に協力するとともに、再発防止策の徹底に努めてまいります。
なお、捜査中のため事件内容に関わるお問合せへの応答は厳に控えさせていただきますので、何とぞご理解いただきますようお願い申しあげます。
引用元:一般社団法人日本惣菜協会サイト
2020年5月に理事を解任していました。この事件がどんな過程で発覚したかは公表されていませんでしたが、藤木吉紀容疑者は解任したことで逃げ切れると思っていたのかもしれませんね・・・
まとめ
今回は、元役員が横領で逮捕された日本惣菜協会とは?どんな手口で横領した?についてお話しました。
日本惣菜協会の資金の横領は、会員からあつめた会費から不正に使われたとなると、非常に腹立たしいです
今回の事件について、適切な捜査を行い、協会が厳格な対応をとることで信用を回復してほしいです。再発防止策なども含めて、信頼性の向上に努めてほしいですね。
読んでいただきありがとうございました!
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